人間の下肢には、次の3つの大きな関節があります。
股関節(こかんせつ)、膝関節(ひざかんせつ)、足関節(そくかんせつ)で、それぞれ下肢を動かす機能 (可動性)と体重を支える機能(支持性)の2つの大切な機能を果たしています。
その中で、ひざ関節は下肢の関節の中心的な役割を担っています。
ひざ関節の動く範囲はとても広いです。
たとえばひざの曲げ伸ばし(屈伸運動)では、歩行で約60度、しゃがむ動作で約100度、正座では約140度と言うように、広い範囲の屈伸運動を担っています。
そして、その動きを助けているのが筋肉です。